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さとっちのヴァカ生活日記


by rs126_sato
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よかったよ・゚・(ノД`;)・゚・

よかったよ・゚・(ノД`;)・゚・_d0017712_061433.jpg事の起こりは土曜日の朝。
旦那が突然のトラブルで徹夜明けで帰ってきた朝だった。
私は私で少々疲れ気味だったので朝ごはんもいらなーい、と言った具合だったので旦那はホットケーキでも焼くか、とキッチンに居た。
ホゲーっとPCか何かで作業してたかなんかだったのだが突然旦那がすごい声で騒ぎ出した。
必死にアーリィの名前を呼ぶのだがどうせまたなんかイタズラしたのだろう、トイレのドアの前にアーリィが居てボコッとぶつかったのかもしれない。
以前私がトイレのドアで挟んでしまったのでそれ以降はドアの開閉を気をつけるようにしていたし、アーリィ自身も怪我は無かったにしても相当痛い思いをしたのでしばらくはトイレまで付いてくることはなかったのだが・・・・。
しかし事はもっと重大だった。
旦那の足元にじゃれつくアーリィを避けようと、足をずらした先に運悪くアーリィが潜り込んでしまったために踏んでしまったらしい。全体重乗った訳ではなかったがあまりに咄嗟だったためにかなりな圧力をかけてしまったらしい。
どうやら背中から踏んでしまったらしい。
大したことない、そう信じたかったが直後からアーリィの呼吸が変。
いそいで病院へ!と慌てふためく旦那をとりあえずなだめて様子を伺う。
先日のブログで長女のチャコが「女王様状態」と書いたがやはりここはお姉さん。
とても心配そうにニャァ、と泣きながら妹アーリィの様子を見守っていた。
この光景にはさすがに涙が出そうだった。
2,3分程様子を見ただろうか、嘔吐の様子は無いがやはり尋常ではないので、即かかりつけの病院へ行った。
診断の結果、心臓音が不安定だということ。
後は検査してみないとわからないがやはり入院が必要になる段階まできてしまったという。
入院手続きをして家路につくが、旦那の顔はなんとも言えない表情。
というか、滅多に見せないような表情だった。
私もショックだったが信じるしかない。あのこの回復力を。
以前アーリィが右足を怪我したときも酷いもんだった。これは夜中の出来事だったし、それでも私が近くに居たのに怪我をさせてしまった自責の念が強かった。
このときは登ろうとして失敗、着地にも失敗して腹部強打で嘔吐、右足捻挫か何かで痛みから呼吸も荒く、体温もあがっていたが、鎮痛剤を注射してもらって翌日にはガツガツご飯を食べるほど回復していた。
あのコは未だ若いし回復力もあるし、なんていったってウチらのコだ。
明日辺りにはケロっとして帰ってくるさ、なんて軽口を叩いていたが、内心はもう最悪な事しか考えれていなかった状態。
旦那は過去、実家に居たときに亡くしてしまったコに重ねてしまったのと、自分が怪我を負わせてしまった自責の念でついポロっと涙が出ていたようだ。
しかし私がここで泣いてはいけない、泣きたいのは私だって同じだけれど、泣けない。
大丈夫、ただ大丈夫とひたすら念仏のように心の中で唱えるだけだった。
帰ってきたら丁度昼頃だった。旦那はすっかりやる気を失っていたが仕事がどうしても抜け出せないほどのトラブルが発生しているらしく、仮眠をとって会社へ行った。
会社についても仕事が手に付かないらしく、私の元へ不安だ、というメールを何通も送ってきた。
気持ちは十分に解ってる。
けれど私も既に限界値に達していた。
たまらず頓服剤である精神安定剤を5錠程ODしてしまったが、それでも不安感は消えてくれない。
ただ薬が効き始めたのか、眠っていなかった疲れが出てきたのかそのまま夜まで倒れるハメになってしまう。
0時近くになって旦那が帰ってきた。やはり表情は暗い。何を聞いてもあまり聞こえていないような、心ここにあらずと言った様子。
私は友人に電話で話したり、Niyaねぇさまとメッセをしたりして気を紛らわせていた。
友人もねぇさまも「大丈夫、信じてあげなきゃ」と暖かい言葉をくれた。
本当に感謝したい。
3時頃になってようやく眠れるようになってきて床に着くが、眠りが浅かったのだろうか、怖い夢ばかりを見てしまう。最悪な夢だった。
飛び起きてあたりを見回せば真っ暗な部屋の中。ようやく夢だったということを認識するがいてもたってもいられずについに大泣きをしてしまう始末。
仕方なく再び安定剤を飲んでようやく落ち着くが・・・やはりショックは大きかった。

翌日、旦那はこの日もトラブル対応におわれて朝出社したが私は起きられないほどにヘロヘロになっていた。
旦那が仕事をさっさと切り上げてお見舞いに行こうというので、先に病院に確認をとってと、その後の経過も説明してくれた。
以下担当の先生のお話。

1・血液検査の結果、CPK数値が測れない程高くなっている
CPK数値とは心臓をはじめ骨格筋、平滑筋など筋肉のなかにある酵素で打撲系等の負傷の場合は高くなる。ただこれは安静にしていれば正常値に戻る
2・レントゲン検査の結果、肺に炎症ある。多少の内出血等の可能性がある。
3・今日は興奮させるといけないので面会無理。明日くらいならOK


ここまで聞いて大分深刻だったんだな、と痛感させられるが・・・・・。
昨日は念のためご飯抜きにした。しかし今日出された分の食事はきれいさっぱりペロリと食った。

・・・・・・( ゚Д゚)y \_ ポロッ

やはりわが娘、というか元々食欲大魔神
自分の与えられた分のご飯だけでは満足せず長女の飯さえ奪おうとする程の食欲大魔神
我が食事のためならば親の睡眠などどうでもいいという食欲大魔神。
ビバ食欲大魔神アーリィorz

いずれにしても退院は順調に行けば丁度チャコの避妊手術後の抜糸と同じ日、12日になるとのことだったので一安心。
急いで帰ってきた旦那に上記のことを伝えると力が抜けて崩れたように泣き始めてしまった。
やはり過去のトラウマがあったのだ。
そもそもチャコを飼うと言ったときも、シャム系のコを事故等できちんと育ててやれずに亡くしてしまった。だから3度目の正直だと、だからどうしてもこのコがいい、と漏らしてたっけ。
当時は私は女の子が良かったのだが・・・隣のケージにいたノルウェージャンフォレストの女の子と非常に迷っていたのだ。
・・・チャコは当初男の子として売り出されていたのだが、後になって女の子だと、ブリーダー側の性別判別ミスだったということで私としては万々歳だったのでよかったのだが(笑
あんなに泣き崩れてしまう旦那は初めてだったので少々動揺はしたが、これが父親というものなのだろう。
チャコもアーリィも、確かに自分のDNAを引き継いだ子供じゃない。
ましてや薬に頼る私は多分子供は産めない体だろう。私も酷くそれを気にしていた。
けれども巡り合わせてくれたこのコ達は自分の子供と同様に愛しているんだな、と再確認。
いや私もそうなんだけどね(笑

いずれにしてもうまくいけば12日には姉妹そろって元気に帰ってこれるのだ。
あと1日の辛抱だ。

帰ってきたら、今まで以上にまた愛情を注いでやりたいと思う。

アーリィに、無事でいてくれてありがとう。
チャコに、心配してくれてありがとう。
某掲示板に雰囲気を考えずに書き込みをしたのにアーリィの無事を祈ってくれた、お会いしたことも無いけれどもとても暖かく優しいスレ住民の方々ありがとう。
夜中なのにTELして色々と話をしてくれた友人Nさんありがとう。
同じくホントに真夜中なのにメッセで励ましてくれたねぇさまありがとう。

いろんな人に感謝する日だったと思う。
by rs126_sato | 2005-04-11 00:45 | にゃんこ